新サラリンは大塚製薬から発売されている生薬を配合した便秘薬です。中身は薄ピンク色の錠剤タイプになっています。薬局やドラッグストアでも売られており、値段は90錠(1か月分)で2000円となっています。ここでは新サラリンの便秘への効果と副作用、飲み方についてお伝えします。新サラリンの便秘への効果新サラリンには有効成分としてアロエエキス、センノシドの2つの生薬が配合されています。これらが腸内で作用することで便秘を解消することができます。①アロエエキスアロエエキスはその名の通りアロエの葉から抽出されたエキスのことです。このアロエエキスが腸内に運ばれることによって、大腸の腸壁を刺激することによって便を押し出す蠕動運動を活発にさせます。これによって便意が生じて便秘を解消することができます。ただしアロエヨーグルトに含まれるアロエには緩下作用はないため便意が起こることはないので注意してください。②センノシドセンノシドはセンナという植物から抽出された生薬の一種です。便秘薬によく配合されている成分ですね。このセンノシドは腸内に運ばれることによってレインアンスロンという物質に変わります。そしてこのレインアンスロンが大腸の粘膜を刺激します。これにより大腸が活発になっていき、特に便を押し出すぜんどう運動を促すことによって、便意が生じていきます。ただ生薬なので緩やかに効いてくるためお腹にやさしいです。またセンノシドは大腸の水分が吸収されてしまうのを防ぐ働きがあるため、便に水分を含ませ便が固くなるのを防ぎ、柔らかくしてくれます。さらに水分が便通を通るようになることで、刺激性の下剤でありながらも自然に近い排便作用をもたらしてくれます。以上のように新サラリンは便秘に対して効果があると言えます。特に腸の動きが鈍くなった弛緩性便秘、腸内で固い便が溜まった直腸性便秘に対して効いていきます。ただし便秘と下痢を繰り返してしまう痙攣性便秘には逆効果となるので使用は控えましょう。新サラリンの便秘はどれくらいで効くの!?新サラリンを服用することでどれくらいで便秘に効くのかというと・服用から4~6時間後には水分が集められていき、便が柔らかくなります。・そして服用から6~8時間後には便意が起きて排便することができます。以上のように便秘に対して効いてきます。また就寝前に服用することによって、朝起きたときにちょうど便意が起こるようになります。新サラリンの副作用について新サラリンのセンノシドは刺激成分なので、副作用が生じてしまうことがあります。特に起こる可能性のある副作用としては下痢、軟便、腹痛などが挙げられます。また生薬が体に合わない場合には皮膚のかぶれ、発疹、炎症などの症状が挙げられます。用量を超えて服用してしまうと副作用が起きるので注意してください。また妊婦さんや授乳中の方は控えるようにしましょう。新サラリンの飲み方について新サラリンでの便秘解消のための飲み方についてですが、①基本的に1日1回(1回1~3錠)就寝前に服用するようにします。最初は1錠から飲み始めましょう。②服用する際にはコップ1杯(200ml)と一緒に飲むようにしていきましょう。しっかりと水は飲み切るようにしてください。③朝起きて排便できればその時点で服用は控えるようにしましょう。もし排便できなければ1錠増やして、また服用するようにしましょう③5日間服用しても効果がなければ、新サラリンでの便秘解消は諦めるようにしましょう。以上のように新サラリンは便秘に対して服用するようにします。ただ新サラリンだけに頼らず、普段の食生活や運動での解消もしっかり行いましょう。新サラリンは生薬の力によって、自然に近い排便を促すことができるので試してみる価値は大いにありますね。といことで新サラリンの便秘への効果と副作用、飲み方についてでした
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