コーラックファイバーは大正製薬が製造しているコーラックシリーズの便秘薬です。薬局やドラッグストアに行けば置いてあり、値段は24包(12日分)で1500円となります。中身は粉末タイプとなっており、飲み物に溶けして飲むようにしていきます。このコーラックファイバーは便秘だけでなく、宿便にも効くとされるので試してみる価値はあります。ここではコーラックファイバーの便秘への効果と副作用、飲み方についてお伝えします。コーラックファイバーの便秘への効果コーラックファイバーにはプランタゴ・オバタ種皮、ケツメイシ、センナ、ビタミンB群が配合されており、便秘に効いていきます。それぞれがどのように作用するのか解説したいと思います。①プランタゴ・オバタ種皮プランタゴ・オバタ種皮は水溶性食物繊維の一種です。大腸内で水分を吸収することで、柔らかく大きな便となっていきます。そしてこのプランタゴ・オバタ種皮は腸壁にこびりついた便(宿便)をからめとる働きを持っております。またブドウ糖やコレステロールなども吸収するため、高血圧予防やダイエット効果にもなります。②センナセンナは生薬の一種で、腸内に届けられることで大腸を刺激する働きを持っています。これによって便を押し出すぜんどう運動が促され、便秘が解消されていきます。ただし生薬なので、通常のコーラックのビサコジルのような激しく刺激するようなことははありません。ただし効き目はビサコジルよりも落ちてしまいます。もしより刺激が強く、確実に出したい場合には通常のコーラックを選ぶようにしましょう。会社:大正製薬成分:ビサコジル値段:350錠入2500円用法用量:1日1回就寝前に水と一緒に服用またセンナは大腸が水分を吸収してしまう運動を抑制する効果も持っています。これにより便が固くならず、柔らかい状態をキープします。③ケツメイシケツメイシは胃腸を回復させる働きを持っています。ケツメイシが便秘薬に配合されているのは珍しいとされます。胃の運動を整えることで消化不良を改善されていきます。腸が過剰に運動して下痢が生じてるなら、腸の運動を抑え、腸の運動が停滞しているなら活発にして、自然な排便を促していきます。④ビタミンB群コーラックファイバーには硝酸チアミン(ビタミンB1)、パントテン酸カルシウム(ビタミンB12)、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)の3つのビタミンBを配合しています。ビタミンBは大腸内で善玉菌のエサとなることで、善玉菌を増やして腸内環境を整えます。整腸作用によって便が柔らかくなり、便秘も解消されていきます。また肌の新陳代謝を活発にすることで、肌荒れやニキビを改善することができます。以上のようにコーラックファイバーは便秘に対して効いていきます。コーラックファイバーはあらゆる症状に効果的と言えますね。コーラックファイバーの便秘への効き目コーラックファイバーを服用することでどれくらいで便秘に効くのかというと・服用からおよそ6~8時間には便意が生じてくるようになります。・腸内環境は3日間服用することで改善されていきます。・また消化不良などはケツメイシが効いて、1週間以内には改善されていきます。・肌荒れに対してはおよそ1週間ほどで改善されいていきます。以上のようにコーラックファイバーは便秘に効いていきます。ほとんどの方が3日以内には排便することが可能です。コーラックファイバーの副作用についてコーラックファイバーには薬用成分が含まれるので、どうしても副作用が起きてしまうことがあります。特にお腹の張り、腹痛、軟便、下痢などのような症状が挙げられます。また生薬が体に合わないと皮膚のかぶれ、炎症、かゆみが出る場合があります。コーラックファイバーを服用する際には用法用量を注意するようにしましょう。ただし15歳未満の方や授乳中、妊婦さんはコーラックファイバーを服用することができないので注意してください。コーラックファイバーの便秘への飲み方についてコーラックファイバーで便秘を解消する場合の飲み方についてですが、①コーラックファイバーは基本的に1日2回(1回1~2包)朝と夕時の空腹時に服用するようにします。最初は1回1包から飲み始めましょう。②服用する際にはコップ1杯の水(200ml)に混ぜて、噛まないで飲むようにしていきます。③排便することができれば、その時点でコーラックファイバーの服用を控えましょう。排便できなれば1回2包にして再チャレンジします。④コーラックファイバーは1週間飲むようにしていきましょう。それでも効果がなければコーラックファイバーでの解消は諦めましょう。以上のようにコーラックファイバーは飲むようにしていきます。ただしコーラックファイバーだけに頼らず生活習慣の改善もしっかりと行いましょう。コーラックファイバーは肌荒れや宿便に対しても効くので試してみる価値は大いにありますね!ということでコーラックファイバーの便秘への効果と副作用、飲み方についてでした
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