健栄製薬株式会社が製造している酸化マグネシウムE便秘薬は2016年に新発売された新しい便秘薬です。薬局やドラッグストアでも売られており、値段は90錠(1か月分)で1200円となっております。酸化マグネシウムE便秘薬の中身は白い錠剤ですが、レモン味となっています。酸化マグネシウム自体はにがりの味がします。ここでは酸化マグネシウムE便秘薬の便秘への効果と副作用、飲み方についてお伝えします。酸化マグネシウムE便秘薬の効果酸化マグネシウムE便秘薬には有効成分として酸化マグネシウムが配合されています。この酸化マグネシムを摂取することによって、大腸内の浸透圧を変化させる働きを促していきます。これにより大腸内に水分を集まって、溜まった便を柔らかくさせることができます。便が柔らかくなることによって、便が腸管を通りやすくなります。それにより腸管を便が通った時の刺激によって自然な排便が促されます。また腸管に水分が浸透されることで腸壁にこびりついた便(宿便)を落とすことができます。制酸剤としての効果また酸化マグネシウムは胃酸を分解する作用があるため制酸剤としての働きも持っています。これによって胃酸過多、胸やけ、食欲不振などの症状も改善させることが可能となっています。以上のように酸化マグネシウムE便秘薬は便秘に対して効果があるとされます。コーラックのように刺激によって排便を促すわけではないので、安全性は高いです。特に腸の運動が鈍くなった弛緩性便秘や直腸内で固い便が溜まった直腸性便秘に対して効いていきます。ただし便秘と下痢を繰り返してしまう痙攣性便秘に対しては逆効果になってしまう場合があるので服用は控えましょう。酸化マグネシウムE便秘薬の便秘への効き目酸化マグネシウムE便秘薬を服用することでどれくらいで便秘に効くのかというと・服用からおよそ6時間後には便が柔らかくなっていきます。・そして服用からおよそ8時間後には排便できるようになっています。・胃酸過多や胸やけなどに対しては服用から2時間後には効いていきます。以上のように酸化マグネシウムE便秘薬は効いていきます。酸化マグネシウムE便秘薬は就寝前に服用するのですが、朝起きたときにちょうど便意が起こるように設定されています。これによって朝の自然な排便リズムを作り出すことができるとされます。ただし1週間服用しても効果がない場合には酸化マグネシウムE便秘薬での解消は諦めましょう。酸化マグネシウムE便秘薬と同じ効き目の市販薬酸化マグネシウムE便秘薬というのは特に新成分を配合した便秘薬というわけではありません。そのため旧来の便秘薬にも同じ効き目のものがあります。市販薬で言えば3aマグネシアが挙げられます。製薬会社:フジックス成分;酸化マグネシウム値段:360錠4000円効果:服用から8~12時間副作用:軟便、下痢酸化マグネシウムE便秘薬でなくとも、市販の3aマグネシアを購入して服用すれば同じ効果を得られます。薬局やドラッグストアでも3aマグネシアの方が多く取り扱っていますね。また病院で処方される酸化マグネシウムE便秘薬と同じ効き目の便秘薬にはマグミットやマグラックスが挙げられます。酸化マグネシウムE便秘薬の副作用酸化マグネシウムE便秘薬の有効成分である酸化マグネシウムは刺激によって便秘を解消するわけではないので安全性が高いです。しかし服用量が多いと副作用が生じる可能性があるとされます。特に症状としては下痢、軟便、軽い腹痛などが挙げられます。ただし用法用量を守ればそのようなことはないので問題はないとされます。妊婦さんや5歳からも服用することが可能できます。※ただし妊婦さんが服用する場合には医師か薬剤師さんに相談しましょう。酸化マグネシウムE便秘薬の飲み方について酸化マグネシウムE便秘薬で便秘を解消する場合の飲み方についてですが、①酸化マグネシウムE便秘薬は基本的に1日1回就寝前の空腹時に服用します。※最初は必ず3錠から飲み始めるようにしましょう。②服用する場合には必ずコップ1杯の水(200ml)と一緒に飲むようにしていきます。たくさん水を飲む方が大腸に運ばれる水分が多くなるので、必ず水は飲み切るようにしましょう。③朝起きて排便できれば服用は控えましょう。もし排便できなければ1錠多くしてまた再チャレンジしましょう。④もし1週間服用しても効果がなければ、服用は控えるようにしましょう。以上が酸化マグネシウムE便秘薬の飲み方となります。刺激によって排便を促すわけではないので、癖にならないため便秘になるたびに服用しても構いません。※ただしできるだけ、生活習慣を改善させるように努力して、それでも解消されない場合に酸化マグネシウムE便秘薬は服用しましょう。特に酸化マグネシウムE便秘薬は安全性が高く、癖にもなりにくく、それでいて便秘に効くため非常におすすめと言えます。ということで酸化マグネシウムE便秘薬と便秘についてでした
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