カカオニブというのはカカオビーンズの胚珠(ニブ)をそのまま取り出して、フレークにしたもののことを言います。学名を神の食べ物と呼ばれており、スーパーフードとして美容や健康目的に食べる方が増えていますね。そしてこのカカオニブは便秘に対してとんでもなく効果があるとされます。またカカオニブは即効性が高いとされています。ここではカカオニブがどのように便秘に効くのか、効果と食べ方についてお伝えします。カカオニブの便秘への効果についてカカオニブには栄養素として食物繊維、ビタミンC、ポリフェノールが含まれています。これらの栄養素がどのように便秘に効くのか解説します。①食物繊維カカオニブに含まれている食物繊維はリグニンという特殊な食物繊維です。腸内でコレステロールを吸収して、血糖値や血圧を低下させる働きを持っています。またリグニンは腸内で大きく膨らみ大きな便を作り上げる効果もあります。大きな便が通ると腸管を通過すると腸が刺激されて自然な排便が促されます。カカオニブを食べてからリグニンが消化されて48~72時間後には便意が生じてくれるようになります。②ビタミンCビタミンCはシミの原因であるメラニン色素を抑制したり、疲れの元である乳酸を分解します。そして他にも腸内で善玉菌のエサとなる働きも持っています。これによって善玉菌が増えて腸内環境が整っていきます。③ポリフェノールポリフェノールは抗酸化作用があり、肌荒れを改善させることができます。またポリフェノールには消化されずに腸まで届く性質があります。そして腸の粘膜を収れん作用によって刺激させます。するとカカオニブを食べてから2~3時間後に便意が起きて排便に至ることがあります。チョコレートでお腹が緩くなるのもこのポリフェノールによるものとされます。以上のようにカカオニブには便秘に効果があるとされます。テレビでも便秘にはチョコレートを食べるように散々促されていますが、それ以上の効果が期待できるとされます。特に腸の運動が鈍くなってしまった弛緩性便秘や直腸に便が溜まった直腸性便秘に対して有効と言えます。カカオニブで便秘を解消する食べ方について便秘解消には食用のカカオニブを使用します。食用のカカオニブは通販サイトで購入することができます。具体的には『Navitas Organics』のカカオニブが最も一般的でしょう。値段は454gで2800円(送料込)となりますそして食べ方の手順についてですが、①基本的に1日小さじ3杯食べるようにしていきます。また上限としては小さじ5杯までと言われています。②朝食としてヨーグルトに小さじ1~2杯入れたり、飲み物にココアや紅茶に1~2杯のカカオニブを入れていきましょう。③またカカオニブと一緒にしっかりと水分を摂取するようにしていきましょう。1日1.5リットルは摂取しましょう。④早いと食べてから2~3時間で便意が生じるとされます。便秘が解消された後もカカオニブを摂り続けることができます。⑤便秘解消としては1週間カカオニブを食べても効果がない場合にはあきらめましょう。以上のようにカカオニブを食べるようにしていきます。他にも1か月以上食べ続けることで血圧や美肌への影響も出始めるとされています。カカオニブには豊富にリグニンやポリフェノールが含まれているので試してみる価値があります。ということでカカオニブの便秘への効果と副作用、食べ方についてでした
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