便秘が続いている方で、いざ便意があると、下痢が出ることがよくありません。人によっては最初に固い便が出た後に下痢がドバっと出ることがあります。つまり便秘なのに下痢も同時に起こることがあるわけですね…。※特に下剤を服用した後にも起こりやすいとなります。ここでは便秘と下痢が同時に起こる原因と対策法についてお伝えしたいと思います。なぜ便秘と下痢が同時に起こるの?便秘と下痢が同時に起こる理由というのは大きく分けて2つあるとされています。①固い便が栓になっている便秘と下痢が起こる一番の原因は固い便が栓になっていることが挙げられます。便秘というのは直腸に固い便が溜まっている状態です。すると腸内環境が乱れていき、新たに便を形成するのがうまくいかず、液体状になってしまいます。そして固い便の間を通って、下痢として排出されてしまうわけです。また固い便を排出した後には栓がとれたみたいに、たくさん下痢が出ることもあります。②下剤の服用によって下痢になるコーラックなどの刺激性の下剤を服用することで腸が活発になりすぎて、便が形成されずにそのまま下痢として排出されます。また下剤を服用しなくとも急激に腸が動いたときにも下痢になってしまいます。また酸化マグネシウム系の便秘薬を服用すると、大腸に水分が集まって便を柔らかくします。しかし効きすぎると水分を吸収しすぎて下痢として排出されてしまいます。以上のように便秘と下痢が同時に起こってしまうとされています。ただし便秘が続くよりも下痢としてある程度便が排出された方が良いとされます。便秘と下痢が出た後の対策法について便秘と下痢が出た後の対策法についてですが、3つほど挙げられます。①下痢が出た後は整腸剤を服用便秘と下痢が同時に起こった場合には、腸内環境を整えることが重要と言えます。というのも下痢が出た時には一緒に善玉菌も排出されてしまいます。ですので、腸内環境を改善させるために整腸剤を服用するようにしていきましょう。市販のおすすめであれば新ビオフェルミンS錠が挙げられます。製薬会社:ビオフェルミン製薬成分:ビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌効果:服用から2~4日値段:540錠3150円副作用:なし新ビオフェルミンS錠には3つの乳酸菌が配合されており、これらが善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えることが可能となります。1週間服用するとほとんど整っていくので、下痢が出た後は摂取することをおすすめします。そのほかにもヨーグルトや納豆、キムチなどの乳酸菌を含む食べ物を積極的に食べるようにしていきましょう。②直腸に溜まった固い便を出し切りましょう!また便秘と下痢が同時に起こる方は直腸に固い便が溜まっている可能性が高いので、酸化マグネシウム系の便秘薬を服用しましょう。市販の酸化マグネシウム系の便秘薬では3aマグネシアがおすすめですね。製薬会社:フジックス成分:酸化マグネシウム値段:360錠4000円副作用:軟便、下痢酸化マグネシウムによって、大腸内の浸透圧が変化して水分が集まっていき、直腸内の固い便がその水分を吸って柔らかくなります。服用から8時間後には固い便が柔らかくなり、便意が生じていきます。妊婦さんでも服用できるほど安全性が高いです。1週間服用しても効果がない場合には控えるようにしましょう。③腹痛がある時の抑え方また便秘と下痢が同時に起こるときにはかなり激しい腹痛が生じることが多いです。その抑え方についてお伝えします。腹痛を抑えるためには画像のように左半身を下にして横向きで寝るようにします。そしてなるべく、お腹を丸めることで腹痛が抑えられていきます。そしてできれば寝ながら腹痛を抑える合谷というツボを刺激するようにしていきましょう。ツボの刺激の仕方は反対の親指でぎゅ~っと10秒ほど刺激していきましょう。寝ながら行うことでかなり、腹痛を抑えることができます。以上のように便秘と下痢が同時に起こったら対策するようにしていきましょう。あとは下痢の後には水分が不足しているので、水分を補給しましょう。※下痢は水分の取りすぎで起こることはほとんどないので注意です。ということで便秘と下痢が同時に起こる原因と対策法についてでした
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