酸化マグネシウムは非刺激性便秘薬の一種であり、妊婦さんでも服用することが可能となっています。便秘薬の中でも安全性は高いのですが、酸化マグネシウムを服用することで下痢になる恐れがあります。ここでは酸化マグネシウムの妊婦さんの便秘にどれくらで効くのか?そして毎日飲んでもいいのかなどを解説したいと思います。酸化マグネシウムの妊婦さんへの便秘にどう効く?酸化マグネシウムを服用して、大腸に送られることによって浸透圧を変化させることによって、腸内に水分を集める働きを促します。これによって腸内で溜まった便を柔らかくして、便通を通りやすくします。そのため妊婦さんの腸や子宮を刺激することなく、そのまま自然な排便を促すことができます。また腸壁にこびりついた便(宿便)を水が落ちて、宿便を排出させることが可能となっています。宿便が出た場合にはいつもより量が多く、黒く、ヒラヒラした形があるのが特徴がなっています。どれくらいで便秘に効いてくるのかというと、基本的に服用から6~7時間ほどで便意が生じるようになります。就寝前に服用することで、朝起きた時に便意が生じるようになります。これによって妊娠によって停滞した自然な腸の動きを取り戻すことが可能となっています。以上のように酸化マグネシウムは妊婦さんの便秘に対して効果があるとされています。特に腸の運動が鈍くなった弛緩性便秘、直腸内に固い便が溜まった直腸性便秘に対して効果があるとされます。酸化マグネシウムの飲み方の注意点酸化マグマグネシウムの飲み方の注意点の前に、妊婦さんによく処方される酸化マグネシウムと市販の酸化マグネシウムについて紹介したいと思います。病院で処方される酸化マグネシウム妊婦さんの便秘にはほとんど酸化マグネシウムが処方されます。具体的にはマグミット錠とマグラックス錠が挙げられます。製薬会社:健栄製薬株式会社成分:酸化マグネシウム値段:1錠あたり5.6円用法用量:食前か食後に1日3回1回あたり1錠服用・マグラックス錠製薬会社:吉田製薬株式会社成分:酸化マグネシウム値段:1錠あたり5.6円用法用量:食前か食後に1日3回、1回あたり1錠服用基本的に配合成分は同じ酸化マグネシウムなので、どの薬も妊婦さんの便秘への効き目は変わらないです。市販の酸化マグネシウムそして市販の酸化マグネシウムでは3aマグネシアが挙げられます。製薬会社:フジックス成分:酸化マグネシウム値段:360錠4000円用法用量:1日1回就寝前に3~6錠服用します。3aマグネシアも病院の酸化マグネシウムと同じ効果が得られます。市販では刺激成分が配合した便秘薬もあるので注意してください。具体的な飲み方の手順と注意点についてここでは妊婦さんの便秘を解消するための酸化マグネシウムの飲み方の手順と注意点についてお伝えします。※市販の3aマグネシアを例にします。①妊婦さんの便秘には1日1回(1回3~6錠)就寝前に飲むようにしていきます。※最初は3錠から飲み始めましょう。②服用する際にはコップ1杯の白湯(100ml)と一緒に飲むようにしていきます。水はしっかりと飲み切り、冷たい水だと腸を刺激してしまうので注意してください。③もし排便することができればその時点で服用は控えましょう。もし排便できなければ服用量を1錠増やして、また就寝前に服用しましょう。④1週間服用しても効果がなければ、酸化マグネシウムでの便秘解消は諦めましょう。以上のように酸化マグネシウムは服用します。ただし酸化マグネシウムだけでなく、運動(ウォーキング)や食事なども行いましょう。毎日飲んでもいいのか?基本的に酸化マグネシウムは毎日飲んでも大丈夫です。非刺激性ですし、毎日服用することで癖になることもありません。ただし排便することができた後は3~4日間ほど様子を見て、自然な便意が生じないのか確認するのがよいとされます。酸化マグネシウムの影響、副作用についてちなみに酸化マグネシウムは用法用量を守れば副作用が生じることはないとされます。ただし妊婦さんによっては効きすぎて、軟便や下痢になる場合もあります。副作用が生じた場合には3aマグネシアであれば1回2錠などに少なくしていきましょう。場合にはよっては吐き気が起こることもあり、その場合には医師に相談しましょう。ということで酸化マグネシウムの妊婦さんへの影響についてでした
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