健のう丸の便秘への効果と副作用、飲み方について！

健のう丸は丹平製薬が製造している生薬を配合した便秘薬です。薬局やドラッグストアでも売られており、値段は５４０錠（９０日分）で１８００円となっています。この健のう丸は刺激性の生薬が最も含まれている珍しい便秘薬とされます。ここでは健のう丸の便秘への効果と副作用、飲み方についてお伝えします。健のう丸の便秘への効果健のう丸にダイオウ、アロエ、センノサイドの３つの成分が配合されています。それぞれがどのように便秘に効くのか簡単に解説します。①ダイオウダイオウ（大黄）はタケダ漢方便秘薬などにも配合されている生薬です。大腸に運ばれると腸壁を刺激して、便を押し出すぜんどう運動を促します。これによって便意を生じさせることによって、排便を促して便秘を解消してくれます。②アロエアロエはダイオウと同様に刺激性のある生薬で、大腸のぜんどう運動を促されることができます。またアロエにはアロインという成分を含んでおり、これが制酸剤としての効果もあり、胃痛や胃炎などの症状も軽減されていきます。 さらに消化不良も改善されるため、便もしっかりと形成されるため排便されやすくなります。ちなみにアロエの果肉自体にはこれらの効果はないのでアロエヨーグルトを食べても効果は得られません。③センノサイドそしてセンノサイドはセンナという植物から抽出された成分で、これまた刺激作用があり便意を起こすことができます。またセンノサイドには大腸内でレインアスロンという成分に変わり、これらが大腸内に水分を集める働きをします。これによって固い便が柔らかくなっていき、排便されやすくなります。以上のように健のう丸には刺激性の生薬が３つ配合されています。ただし無理に出すわけではなく、自然に近い排便を促すことができますので、安心してください。特に腸の運動が鈍くなってしまった弛緩性便秘、直腸に固い便が溜まってしまった直腸性便秘に対して効いていきます。ただし便秘と下痢を繰り返してしまう痙攣性便秘に対しては逆効果となります。健のう丸の便秘への効き目健のう丸を服用することでどれくらいで便秘に効くのかというと・水分は服用から４～６時間後に集まり便が柔らかくなっていきます。・腸の運動は服用から６～８時間後には活発になって排便することができます。・胃痛や胃炎に対しては服用から２～３時間後には効いていきます。以上のように健のう丸は便秘に効いていきます。就寝前に服用するのですが、朝起きたときにちょうど排便することができます。健のう丸の副作用について健のう丸には刺激性生薬を配合しているので副作用が生じる可能性があります。特に腹痛、軟便、下痢、お腹の張りなどが起こる場合があります。また生薬が体に合わないと皮膚のかぶれ、発疹、炎症などの症状が挙げられます。またあまり長期的に服用し続けることで、自然な排便も低下してしまいます。どうしても出ないときにだけ服用しましょう。服用する際には用法用量をしっかりと守るようにしましょう。また妊婦さんや授乳中の方、７歳未満の方は服用することはできないので注意してください。健のう丸の飲み方について健のう丸で便秘を解消する場合の飲み方についてですが①１日１回（１回６～１２錠）就寝前に服用するようにします。最初は６錠から飲み始めます。②飲む際にはコップ１杯の水（２００ｍｌ）と一緒に飲むようにします。水はしっかりと飲み切りましょう。③排便できれば、服用は控え、排便できなければ１錠ずつ増やして、就寝前に同じように服用します。④１週間飲んでも効果がなければ健のう丸の服用は控えるようにしましょう。以上のように健のう丸は便秘に対して飲むようにします。ただし健のう丸だけに頼らず、食事や運動などでの解消も同時に行っていきましょう。健のう丸は刺激性の生薬を最も含んでおり、早く出したい方でなおかつ自然に近い排便を促したい方にはおすすめです。ということで健のう丸の便秘への効果と副作用、飲み方についてでした